永沢弘雄 個人釣行レポート Vol.13

オニオコゼ狙いin京都府与謝郡伊根町
去年はこの伊根町の波止へヒラメ狙いで三度釣 行してやはりヒラメは釣れず、しかし三度とも 美味なオニオコゼが釣れました。 活けの状態で造ると、魚とは思えない肉質と上 品な甘みの薄造りをまた味わいたくなり、今年 は最初からオニオコゼを狙いに9月7日に単独で 行ってきました。 去年は7〜8月に行ったので、ほぼアオリイカの オフシーズンという事もあり、先客は皆無でし た。 しかし9月になるとアオリイカも小さいながら もエギでそこそこ釣れるとあって、今回は四人 のエギンガーが居て、他に回ろうかなとも考え ましたが!端に少しスペースがあったので、声 をかけると快くどうぞと入れさせていただきました(^o^)

自宅からは2時間ちょいで行ける近距離なので、午前2時過ぎに出て現地着は4時半。
夜明けもだんだんと遅くなり、用意をしていたらうっすらと白んできました。
この頃はまだ涼しさすら感じていましたが、京都府北部のこの日の予想最高気温は34度!
残暑が厳しく、おそらく昼前までが限界とふんでいたので朝の涼しい時間帯に集中したいところですが、飲み物がクーラーの蓋がしまり難い程入って重すぎ、変な持ち方をして運んだために、腰を少し痛めてしまったようでフルスイングが出来ないのです(x_x;)
近投でも釣れない事はないのですが、イワシ餌での釣りなのでやはり遠投する方が間違いなく有利ではあります。
しかしこの日は情け深い魚が居てくれてたようで、腰を痛め遠投出来ないメタボオッサンのたかが知れている距離で朝一番にドラグを長時間早いスピードで滑らせて行く典型的なアタリ!!合わせる同時に強烈な締め込みです!
最初のアタリ、そしてリーリング途中でたまに暴力的な首振り&突っ込みをみせるコイツは間違いなく大型のマゴチと判断できます。やがて足下に浮いてきたのは一目でDランクは超えています。
沖で暴れて力尽きたのか、すんなりと玉網に入ってくれたマゴチは65センチを少し超えるSランクでした(^-^)v

しかし45センチのバッカンで活かして持ち帰るのはまず不可能なのでシメてクーラーに。飲み物が満タンなので数本出して、無理やり体をコキコキに曲げまくって何とか収めました。
できればバッカンに入るサイズの美味しい魚が釣れてくれないかなと、クソ贅沢な事を考えていると、イワシが着底と同時に竿先を押さえ込むアタリが!
即糸フケを取り合わせると、かすかにガツガツと首を振っているものの力強さはなく、途中からはただ重いだけになってきました。
カサゴかハタ類が口を開けて上がって来ているパターンか、もしくは大本命のオニオコゼかと期待が高まりますが…
魚が見えて一瞬マハタと見間違える模様がありますが、よく見ると黄色っぽい魚体のアオハタが上がってきました。

美味なのは間違いなく、嬉しい獲物です!

途中、キュンキュンと締め込みますからフグ系ではなさそうですがちょっと感じた事のない感覚やなと上げてくると、白地にハッキリとした縞模様が!
何とイワシで初めて小型ではありますがイシダイが釣れました(^^;)

もちろんこれは活造りの最高の素材だけにスカリへ。


そして同じ方向へ投げ、また同じような底質なのを竿先で感じながら竿を三脚に置こうとしたら、竿先が一気に絞り込んできました!思わすベールフリーにして送り込みますが、あまり走らないので合わせてみると、またイシダイのような感じがしますが、まさか1回の釣行でしかもイワシで連続二匹もイシダイが食ってくるはずはないと思いながら、しかし足下にはほとんど先程と同型のイシダイが浮いてきました(゜-゜)

イワシパワーを改めて感じ、針を外してまたスカリへ。
アオハタをスカリに入れて、その竿をまた打ち返し、着底を確認した瞬間にまた一気に走っていくアタリが出ました!
まさに朝マズメのラッシュを感じながら合わせて巻いてくると、ガツガツと首を振りますが、重量感はたいしてありません。
浮いてきたのはやはり中型のマゴチ、45センチでした。
コレも活かすべくスカリに入れていると、違う竿からクンッ!クンッ!とフグ系に似たアタリが出てますが、ドラグを滑らせるまでには至りません(?_?)

腰が痛くて全く遠投出来ないのが逆に今日の投点に合ったのか、アオハタ、マゴチ、イシダイと美味しい魚が釣れてきてくれたのかはわからないですが、腰痛、暑さとも限界が来ています。
時間を見るとまだ8時過ぎです(+_+)
既に大満足と、そろそろ仕舞おうかとした竿にやや重みを感じながら上げてきたら、35センチ程のヒラメが釣れていました。
こうなるとバッカンの容量的に、さすがに多いかなという感じになってきました(・・;)

残り二本になり、一本を回収してると隣の竿から短いドラグ音が鳴りました。
最後にアタリのあった竿を合わせると底を切る時に激しく暴れますが、ある程度浮いてからはすんなりと寄ってきたのはまたヒラメです!先程のヒラメよりは一回り大きめなので大事に玉網ですくうと、40センチを少し超えてました。
餌は去年からの残りも混じった冷凍庫の肥やし的なイワシのみなので、餌代はタダ同然です(^-^)/~~
そんなセコい釣りで数々の美味しい魚を恵んでくれた丹後の美しい海に感謝を残し、家路につきました。

最後のヒラメ、マゴチを並べた写真にイシダイ、アオハタが無いのはバッカンで泳いでおり、全て集合させると暴れて写真が撮れないので(^^;)
ちなみに写真の大きい方のヒラメは生きてます。


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