8月例会優勝コメント 大野



【西九条を出発!】

18日の土曜日、今回も先月同様に、14時に西九条を出発します。
ちょうどその頃、大阪市内は真っ黒な雲が現れ、あちらこちらで稲光が走ります。
これは危険!と、早々に出発すると、やはり大粒の雨が降ってきました。
今日も先月同様、道中はゲリラ豪雨となり、途中の山陽道も大雨、嵐・・・で、竜巻?
とまではいかないものの、走行中の車もノロノロから一時は停止するほどの大嵐でした。

それでも岡山県に入る頃には青空が見え出し、これまた先月同様に好天気となりました。
途中のSAでは、今回たまたま行先が同じという事で、貝塚サーフさんの3人と合流し、
途中のスーパーで、食料品等の買出しを済ませ、予定通り渡船乗り場に到着。
これまた今回も先月同様に、倉敷ツロットSの藤井さんに釣場の案内をしてもらえる事に
なりました。
藤井さんも今日はこの後、20時半からツロットさんの例会があり、お忙しい中をわざ
わざ駆けつけてくれました。


【いざ釣場へ!】

18時の定期便に乗船し、夕方の内海を進みます。
クラブ最高齢の小林さんと森岡さんは、毎度のお気に入りポイントでもある川鉄波止に
降りました。
ここは盛期にはコイチやクロダイ、キス等の大物が良く釣れるのですが、結果的には
今回はサッパリだったようです。

私は先月の手島の爆釣ポイントを川上さんに譲り、永沢名人や太田さん達と共に小手島に
入りました。
なにしろこの辺りの釣場は全員、全くの初心者です。
マダイやクロダイの大型が良く釣れているのは知っていましたが、実際に釣るのは初めて。
藤井さんのレクチャーを受け、干底近い岩場に降ります。
船頭曰く、今日は異常潮位とかで、予想以上に潮が高くなるよ・・・とのアドバイス

私が磯に降り立った頃には夕闇が迫り来る頃、取りあえず周囲を観察します。
足元の海面にはいきなり、飛びエイが泳いでいます・・・
今日はこいつに振り回されるのかな〜と思いながら、竿をセッティング。

いつものポンコチ竿、ツインパワー425AXにQDのリールをセットし、先月は結果的に
全くの根掛かり無しだったので、今日は道糸に3号をチョイスしました。
でもあくまでも今日の狙いは大型のマダイです。
他の3本は全て5号でセッティングしました。
エサはもちろん、本コウジです。
しかしながら、今回はエサの本コウジを確保するのに皆さん苦労されてました。
私もマックスの泉大津店で全ての本コウジ、といっても30匹ですが、予約してましたが
購入時には1匹死んで、29匹となってました。
他にユムシを20匹と、マムシを千円、エサ代だけでゼロ4個・・・
しか〜し、私の場合は月一回の例会に全て賭けてますから、エサ代だけはケチりません。


初めての当たりは全ての竿を出し終えた頃、いきなりジャーーーーとドラグ音。
2回目のジャーーーでドラグを締めて大合わせをするも、スカッ・・・?
上げてみると本コージが伸びきった状態で、歯形がクッキリ!
どうやら小型のマダイかクロダイが食い逃げしたようです。
いきなりの出だしにガックリですが、今日は魚の活性も高いと判断、いつも良いほうに
考えます。

2回目の当たりは21時半頃、先程と同様の当たりで、今度はがっちりと乗りました。
難なく上がってきたのは30cmのマダイ。



続いてきたのはシログチの33cm、当たりもなく、どうやら居食いしてたようです。
続いての大当たりは22時半頃、先程よりも大きな当たりで、ジャージャーと糸が出て
いきます。
こいつも大きく合わせると、結構な締めこみがあり、良型のマダイ!と直感。
やはり上がってきたのは赤いヤツ、マダイの46cmでした。



その後同様の当たりがあるも、巻上げ時はちょっと違った重量感・・・
やはり赤いヤツではなく、サメの80cm級でした。



しかしながら、まさにマダイ連発!と、先月の再現です。
ここで余裕が出て先月同様、みんなに状況確認のメールを送ります。
先月私が釣ったポイントに入った川上さんは、先客が居て同じポイントに入れなかった
との事でしたが、すぐ近くのポイントで30cm級のマダイやクロダイ数匹を釣っている
様子、やはり好ポイントである事に間違いはありませんでした。

いつもなら爆釣しているはずの永沢名人は、ガラモが切れてラインに掛かり、全て掛け
上がりに食われるとの事で、苦労してました。
この時点で名人は全く釣っていませんでしたが、潮替わりに場所移動をし、結果的に
良型のマダイやクロダイを爆釣してました。

0時過ぎ、本日一番の強烈な当たりがきました。
仕掛けの整理をしていたところ、波の音がうるさい・・・ザーザーザー あれ?
ジャーーーーーーーーーーーと、どんどんラインが引き出されているではないか・・・
しばらくすると止まり、またもやジャーーーーーーーーと・・・
こいつはマダイではないな〜と思いつつ、止まった時にドラグを締め、大合わせ!!
ドーン!という感じで、竿をためますが、そこからさらにグイグイと引き込まれます。
こいつはヤバイ!と思い、ドラグを緩めようとした瞬間、フッ・・・と軽くなりました。
上げてみると、ナイロンハリス8号が真ん中辺りで、ザラザラになって切れてました。
多分、大型のエイかサメだったのでしょう・・・
でもひょっとしたら・・・という思いもあり、今度はフロロハリスの10号にG社の
コウジマダイ18号にチェンジします。


【巨大魚登場!】

船を降りるときに藤井さんが、この辺りは30m位の近場でもマダイは来る、と言って
いた事を思い出し、20〜30mのチョン投げをしてみます。
足元からたっぷりと水深もあるので、クロダイでも・・・の思いもあります。
しばらく静寂が続いた後、エサを換えようと近投の竿を手に持つと、ガッチリ根掛かり。
あちゃー、やっちまったかな?と思い、一旦ベールを倒してラインをフリーにし、
再度大きく竿をあおるとグッグッグッと出てくる。
どうやらアナゴが食って、穴の中へもぐり込んでいたのかと思い、一気に巻き上げる。
しかーし、何かが違う?
グイグイ締めこみ出し、さらに横へ横へと走る。
何なんだ??こいつは??

近投なのですぐに上がってきたのは、茶色の魚?
一瞬何か分からなかったが、すぐにアコウだと気付く。
それも相当でかいヤツだ。
あわててタモを手に取り、なんとかタモ入れに成功!
上げてビックリ、巨大なアコウ(キジハタ)の55cm級でした。



今日の例会は異種2匹の長寸で、すでにマダイとキジハタで1m超えです。
その後ユムシのエサにセイゴの47cmが釣れ、クーラーの中が賑わってきます。
今日はこれくらいで十分かな〜と思っていた2時半頃、再び強烈なドラグ音が・・・
数回の走りを確認したあと、思いっきり大合わせをくらわすと、またもや強烈な
締め込みが伝わってきました。
ほんまかいな?と半信半疑で強引に巻き取ると、再び赤いヤツが浮かび上がりました。
先ほどのよりも大型のマダイ!で、56cmもありました。


クーラーボックスも22Lと、例会ではたいした大物も釣っていないので、荷物に
なるので大きなものは持参してません・・・
しかしながら、今日はもうすでに満タン状態です!
先月も大漁!?でしたが、今回も大漁!!
再度みんなにメールで釣果報告をした直後、再び強烈なドラグ音!!
釣れるマダイは段々と型が大きくなっているので、こいつは?・・・と思い
大きく合わすと、やはり強い締め込みが・・・

こいつも強い締め込みを見せ、上がってきたのはやはりマダイですが、52cmと
サイズダウン・・・
でも50cm級が連発するところって、やはりスゴイ釣り場ですよね。



魚を絞めて血抜きのために水バケツに放り込むと、またもやジャーーーとドラグ音。
重量感はあるものの、すんなりと上がってきたのはクロダイの40cmでした。



すでにクーラーボックスは満タン状態なので、食糧用に持参していたクーラーバッグ
に魚を放り込みました。
もうええやろう・・・と思って本コウジを使い切るために打ち返すと、またもや
短いドラグ音?
上がってきたのはクロダイの30cm級でした。
針を呑み込んでいなかったので、そのままリリース・・・
立て続けに同型が連発で来ましたが、今日はもう十分と、全てリリースしました。

先月に続き、永沢名人を抑えての例会優勝も果たし、感無量です。
今回も釣り場案内をしていただいた藤井さんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんとうに有難うございました。
次回は30Lのクーラーボックスを用意しようかな〜っと。
いやいや、やはり欲張ってはダメ!ですねえ〜


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itoyori@hotmail.com 大野