7月合同例会報告(西大阪サーフ内優勝コメント)永沢弘雄

去年から計画を進めてきた岡山協会、倉敷ツロットサーフさんとの合同例会が、7月21日に開催されました。
マダイ、クロダイの二匹寸の審査ですが、ツロットさんは、およそ午後9時に渡って来られる予定なので、提出出来る魚は9時以降に釣れた魚という、紳士協定になっています。
うちのクラブからは参加者12名が、20日の土曜日午後1時に、西九条駅前を車三台に分かれ出発しました。
ゆっくりと安全運転で水島には午後4時過ぎに到着、一足先に塩飽諸島は手島、小手島に渡ります。

僕は太田さんと一緒に、小手島、牛が首に渡りました。
磯に降りる時に、釣り座の正面やや右側、約50メートル付近に有る2つのブイが気になっていたのですが、暫くは潮流が緩く、ブイよりも離れた左側や、ブイの手前に投入していたのもあり、掛かる事はあまりなく、シロギスやカサゴの23センチクラスがポロポロと釣れてきました。
しかし左側から強めに潮が押してくるようになると、このブイに繋がるロープに毎回オモリごと仕掛けを取られるため、左側前方に50〜60メートル、また正面にはブイまでの40メートル付近にしか投入できなくなり、ストレスが溜まる上に苦戦が続きます(x_x)

また頼みのコウジが今年も深刻な品不足の為に、今回も手に入れる事が出来なく、ロープ地獄の合間も魚からのシグナルはもらえません(+_+)
気持ちが切れそうになっていると、夜半前に漁船が近づいてきて、刺し網か、タコツボを上げ始めました。

こんな時間に上げに来るなんて、おかしいなと思っていると、一旦上げてから、さらに近づいてきて、上げる前よりさらに左側手前にブイを設置して、投入範囲がさらに狭くなり、もはや万事休す(・_・;)
移動がまず不可能な岩場だけに、完全に終わった感がムンムン漂い、太田さんは持参したボンボンベッドで、また僕もイスで爆睡!
4時前には二人とも起きて、右側に流れない事を祈りながら、順次投入していきます。
ライトが要らなくなった頃にユムシをつけた僕の竿から、微弱なアタリが出てアナゴ君かなと思い、アワせると同時に沖でエラ洗いを見せて、スズキ58センチが登場します。
しかし今日の審査対象魚は、赤か黒のみ(^^;)
出来れば赤をと、ユムシを付けて投げます。
すると隣の竿からもまたまたホントに微弱なアタリが出たので、道糸をフリーにして送り込むと、少しずつ魚が動いているようなので、道糸を巻き込んでアワせると、どうやらチヌのようで、ゆっくりと頭を振って抵抗しながら上がってきたのはCランクのチヌ、45センチ程でした。
今がラストチャンスと見て、直ぐに打ち返し、先程スズキが釣れた竿に誘いをかけると、またしても微弱なアタリ(^_^;)
今日の魚は活性が低いのかなと思いながら、また気長に道糸を送り込んでいると、やはりほんの少し魚は動いています。
そしてまたまた大きくアワせてみますが、さほど大きくはない抵抗で、41センチのチヌが釣れてくれました。
とりあえず審査資格だけは確定しました(^^)
しかし狭い範囲とはいえ10時間もの間、釣りをしていてアタリが無いのに、この15分の間に3連発でアタるなんて…
残念ながら、同じ三脚上に入り乱れている太田さんの竿にはアタリは出ずじまいでした(T_T)
それからは全くアタリは無く、6時半には終了。
大野会長は、マダイCランク、Dランクを一枚ずつ釣っていましたが、Cランクのマダイは渡って直ぐに釣れたそうで、一匹しか提出できず、涙をのみました(*_*)
合同例会の結果は、地元勢のツロット平田さんがDランク、Bランクのマダイを1枚ずつ揃え、優勝!
二位は岩部会長で、マダイCランクと、Bランク!
そして3位は僕で、チヌCランク、Bランクでした。
赤黒を二匹揃える事が出来たのは五名だけと 、やはりコウジがない影響が如実に出たようです(>_<)
クラブとしては、繰り上がり優勝という事なので、おこがましくも優勝コメントとして書かせていただきました(^_^;