【4月例会優勝コメント 大野】

西大阪サーフの4月例会兼大阪協会の春季大会が開催され、鳥羽へ出漁してきました。
昨年は大荒れの天候でしたが、今年は快晴、無風のいつもの鳥羽ではありえない好条件
での釣りとなりました。

行きの近鉄電車の中で釣場の抽選をし、くじ運悪く希望の釣場へは入れませんでしたが、
かって知ったる鳥羽の釣場、0時過ぎに鳥羽から渡船で出航、各釣場へみんなを降ろして
私は沢木兄弟の兄やんと共に答志港へ無事到着。

今日はおニューの竿、ちまたでうわさのバトルサーフのデビュー戦です。
永沢名人からは色々と聞いており、世間では3本や4本とetc・・・
私はコツコツとお小遣いを貯め、35号の430タイプをやっと1本をゲットです。
さてさて、衝撃的なデビューとなるのか・・・

まずはいつものポンコチ並継 ツインパワー425AXで最近入荷し始めた本コウジで
第一投。2本目もさらにポンコチ並継 初代極太のツインパワー425AXで、こちらも
本コウジでフルスイング・・・といっても全然飛びません・・・

3本目にバトルサーフにQD4000をセットし、道糸は5号でこちらのエサは定番のマムシ
チョイスしました。
初投げの感想は、思った以上に腰がしっかりしており、並継に匹敵するほど良く出来た
竿に仕上がっていますね。

夜はあまり実績がなく、のんびりとしていたら澤木さんが巻くラインとどうやらオマツリを
したようで、仕掛けを外してもらいます・・・が、無情にもラインはテトラの中へ一直線。
仕方なく強引に巻き取るが、テトラに擦れてゴリゴリ感が・・・
ええいままよと巻き取ると、ゴリゴリ感以外に別の感触が伝わります。
テトラ超しに何も見えませんが、澤木さんが何か付いてると言います。
どうやらクロダイが釣れたようですが、玉網も用意しておらず、仕方なく抜きあげます。


クロダイの42cm級で、本コウジのエサでした。

クラブの例会審査はなんでもありの2匹ですが、協会の審査はクロダイ以外の魚が
必要です。
さらに打ち返していると、別の竿に本コウジのエサでカサゴの小型が釣れました。
とりあえず2匹揃ったので、あとは夜明けからのアイナメの大型を狙うだけです。

その間、バトルサーフには海ケムシが釣れただけ・・・

まだ暗い4時前、いきなり初代ツインパワーに大きな当たり!!
エサは本コウジで、流れもあるので結構ドラグをキツメに締めていたのですが、
近寄るとすごい勢いでラインが出てます。
止まったところでドラグを締めて大きく合わすと、ドーンとエイでも掛けたような感じが
伝わります。
強引に巻きますが、強い絞めこみが伝わり、これは捕れないかもと思い始めました。
ところが、30〜40m付近で魚が横へ走り、ラインが浮き始めます。
これは捕れる!と確信し、強引に力糸まで巻きこむと、今度は下へ下へと潜り出し
ました。
やっとのことでオモリが水面上に見えますが、手前の海草で魚が見えません。
突然ガバッと浮いた魚は一目で大型と判るマダイです。
なんとか苦労しながらも無事、澤木さんが差し出すタモに収まり一安心。

62cmのきれいなオスのマダイでした。

もう今日はこれで十分です・・・
あとは夜が明けてから、バトルサーフにアイナメでも釣れたら言うことなし・・・
しかしながら、そんなにうまく事が運ぶはずもなく、別の竿にアイナメの33cmが
釣れました。

それでも何かが違うバトルサーフ。
コブダイの30cm弱や、投げ釣りでは珍しいグレの30cm級が釣れました。


数日後の集計結果で、大阪協会の春季大会では個人優勝し、上位3人の合計で
競う団体戦も優勝!と、ダブルでのうれしい結果になりました。