4月例会 優勝 永沢さんのコメント

4月22日、この日は大阪協会第132回春季大会兼、4月例会が行われ、鳥羽会場に11名で参加しました。
21日から22日にかけては南東の風が強く、雨という最悪の予報でした(+_+)

21日午後8時に西九条駅前に参加メンバー11名が集合。
会長から大会での注意事項等の説明の後、3台の車に分かれて鳥羽へ向けて出発しました。
暫く走り、新名神に入った頃から雨が降りだし、同時に強い風が吹き出して車のハンドルを取られます。
予報どうりの天候になってきました!

個人釣行なら間違いなく中止しているところですが、うちのクラブが鳥羽会場の審査担当になっているため、行かなくてはなりません(:_;)
途中のサービスエリアでいつものように釣り場の優先権を決めるくじ引きが行われ、私はこれまたいつものように11人中、11番と定位置を引く始末(^_^;)〜
そして現地の鳥羽に着いた零時頃には雨雲を追い越したのか、うまい具合に雨はあがっており、そそくさと渡船に乗り込みます。
海上は東寄りの突風が吹いており半端な波の立ち方ではありません!!
渡船は木の葉のように揺られて答志島の桃取港に到着し、今日の風ではここ桃取港の周辺しか釣りにならないと皆で判断して、くじ引き関係無しで全員が下りました。

しかし風裏と読んだここでも強烈な烈風が回ってきて、三脚を薙ぎ倒されて海中に沈められる刑に処された方が三人も出ました(*_*)
私は旧港横の遊歩道から竿出しすることにしましたが、三本投げて釣りをしてるフリをしてるだけのような状態で、皆と喋ったりして時間を潰したりしてやる気はとうに失せていました。
しかーし!
]近くで釣っている谷本さんが40センチ近いアイナメを釣り上げたとの情報が流れてきて、見に行くとさらに続けて36センチ程のアイナメを釣り上げました![
]さらに澤木さんも40センチアップのアイナメを釣り上げるなど、烈風と雨を忘れさせるようなアツい情報が飛び交います。



今がジアイと打ち返しまくりますが、魚からのシグナルは私には全く無いまま東の空が白んできて、ますます焦ってきたところにやっと待望のドラグを滑らせる強烈なアタリが来ました。ヨッシャー!と激アワセを入れた瞬間、竿が頭上に行くまでにドンッ!!と止まり、さらにズリズリッと竿を絞り込まれていきます!これはもらったと慎重かつ強引にやり取りします。

途中に、たまーに段をつけて引くこの魚はノッコミの大ダイに違いないと思ってましたが、グイグイ頭は振らないし、足元まで来てからなかなか浮かず、オモリが見えて水中からはギラッと反射の光を放ちません。
いつの間にか大ダイ赤エイに変わってしまってました(T_T)
刹那な瞬間だけでもいい夢を見させてくれた直径約50センチ程の赤エイ君を網で掬い、丁寧に針を外して海に帰ってもらいました。
すっかり夜が明け、並んでいる皆さんの釣果を聞きに行ったりして釣座に戻ると、また竿先が突っ込んでいき、先程よりややきつめに設定していたドラグが滑っていきます!
完全に餌をくわえて走っていると判断し、ドラグを締めて合わせます。
頭上で竿先が止まり、ズーンズーンと頭を振っているので、今度は良型クロダイと判断し慎重に寄せて玉網で掬い、やっと本日一匹目の情け深い魚をゲット!
実寸48.7センチ、イブシ銀の美しいやや腹パンクロダイでした。

釣れた事を皆に知らせ、何とか大会の相棒をと頑張っていると森岡さんが見に来られ、話しているとまた同じ竿にアタリが出ました!今度はクロダイ以外であってくれと贅沢な願いを込めながら寄せてきて、森岡さんに掬ってもらったのは同じくクロダイ41.8センチでした。

月例会は何でも二匹長寸なので、状況的に見て例会優勝は手中にした感じです。しかし春季大会はクロダイとエソは一匹ずつしか提出する事が出来ないルールなので、なりふり構わず針の号数を落として相棒を探していると、18〜20センチ程のシロギス、マコガレイアイナメがポロポロと釣れて来ます。
その中で何とか24.5センチのキスがクロダイの相棒になりました。
50センチ近いクロダイが釣れたこんな時は大会優勝の大チャンスだったのですが、実力も全く無いのにデカイ相棒が釣れるはずもなく、月例会優勝に大満足でした。

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